実例

家賃を下げて満室にした事例

2026年6月17日

COLUMN 実例 / 賃貸経営
PM ・ キャッシュフロー戦略

家賃を下げて満室にした事例

ただし、すべてのオーナーにおすすめする方法ではありません。
大切なのは「家賃の高い・安い」ではなく、オーナーが何を実現したいかでした。

公開日:2026.06.17 カテゴリ:賃貸経営 読了:約5分 監修:株式会社ストプラ
RESULT — 約3年間の変化

売却ではなく「毎月の安定したキャッシュフロー」を重視するオーナー様。収益最大化ではなくキャッシュフロー最大化を目標に、まず満室化を優先しました。

当初 8室中4室 空室
現在 満室
募集賃料の
推移
14万円 12.5万円 14万円水準

「家賃を上げるべきか、下げるべきか」
不動産経営で、よく受けるご相談です。

しかし実際には、家賃の高い・安いだけで判断できるものではありません。重要なのは、オーナーが何を目的としているかです。

ご相談内容

今回ご相談いただいたのは、東京都23区内で築50年超のRCマンションを保有するオーナー様でした。前管理会社の提案により、全室フルリフォームを実施。1室14万円で募集していましたが、8室中4室が空室。一部の住戸は1年以上空室という状況でした。

最初に確認したこと

ここで私たちが最初に確認したのは、設備でも賃料でもなく、「オーナー様は何を実現したいのか」でした。目的によって、取るべき戦略はまったく変わるからです。

オーナーの目的は?
A. 売却を予定している
14万円で募集を継続

賃料が高いほど、オーナーチェンジ物件としての価格評価が上がる可能性がある。=収益(賃料水準)の最大化。

B. 安定したCFを重視
12.5万円へ見直し

まず満室化を優先し、毎月の現金収入を最大化。=キャッシュフローの最大化。

→ 今回のオーナー様の目的

今回のオーナー様は、売却ではなく毎月の安定したキャッシュフローを重視されていました。そこで私たちは、収益最大化ではなく「キャッシュフロー最大化」を目標に設定しました。

実施したこと

募集賃料を14万円から12.5万円へ見直し、まずは満室化を優先しました。結果として空室住戸は順次成約。その後の運営で市場状況を見ながら賃料を調整し、約3年後には当初目標としていた14万円水準まで回復しました。

空室
4室 → 0室
募集賃料
14→12.5万円
約3年後
14万円水準

当社の考え方

不動産経営に、正解はありません。

売却したい人。相続したい人。収益を増やしたい人。借入を減らしたい人。目的によって最適解は変わります。私たちはまず「何を実現したいのか」を整理し、その目的に合わせて戦略を設計します。

今回の事例は、売却価格ではなくキャッシュフローを優先した結果、満室経営につながったケースでした。家賃を下げることが正しいのではありません。オーナーの目的に合わせて判断することが大切なのです。

こんな方におすすめです

  • 空室が長期化していて埋まらない
  • 家賃を上げるべきか下げるべきか迷っている
  • 前管理会社の運営方針に疑問がある
  • 毎月のキャッシュフローを安定させたい
  • 築古物件の収益改善余地を知りたい
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まず、「何を実現したいか」から。

「相談=契約」ではありません。空室・家賃・運営方針を整理し、オーナー様の目的に合わせた方針を一緒に考えます。

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※本記事の数値は実例をもとにした概算であり、将来の成果を保証するものではありません。賃貸経営の判断はご自身の責任において行ってください。